コンソル・ホームズ・オルファン・ケア

現地の人のアイディアを活かすアクセサリー作りをしています。鈴木沙織さんのレポート

2009年10月26日 12:43

19年度2次隊 村落開発普及員
鈴木 沙織

20091026h.jpgこんにちは!私は青年海外協力隊としてナミテテのコンソル・ホームズで活動しています。マラウイに来てもうすぐ2年が経ちます。

コンソル・ホームズには両親を亡くした孤児だけではなく、片親しかいないこども、そのこどもたちの面倒を見てくれている叔母さんやお婆さん、職業訓練生など、たくさんの人たちが近所から、または遠い村からも歩いてやってきます。

村人たちは一部を除きほとんどが農民です。自分たちのごはんを得るために、皆トウモロコシをせっせと育てます。(マラウイはトウモロコシの粉を茹でて練ったものが主食です)換金作物としてたばこなどを栽培する人もいますが、一生懸命育ててたくさん収穫しても、市場で安く買い叩かれてしまっているのが現状です。

しかしこんな田舎でも確実に貨幣経済やグローバル化の波は迫ってきています。ここ最近携帯を持っている人がすごく増えています。娯楽といえば多くの村人はラジオを聞いていますが、学校の先生の家に行くと大画面のテレビやDVDをもっていたりもします。

とはいえまだまだそのような生活水準は一般的ではありませんが、それでも生活するためにはマーケットで野菜や油や石鹸を買わなくてはいけません。村には仕事がほとんどなく、現金収入がゼロに近い人たちもたくさんいるのに・・・

そこで私はHIV陽性者のグループとともに現金収入を得るための方法として、現地でとれるサイザル麻を使用したアクセサリー作りをしています。
大きなアロエのような植物をしごいて繊維を取り出し、それを束ねて編んでいくのです。染色もなるべく花やお茶、紫玉ねぎの皮など、自然のものを利用するようにしています。皆最初は教わったように単調に作っているだけでしたが、今では様々なアイディアが出てきて、木の実を包んでネックレスにしたり、色やデザインをミックスしたりしてくれます。

彼らはHIV陽性なので、免疫力も低く、病気にかかることも多いです。私が活動している間だけでもいつも来てくれていたおばちゃんが亡くなったり、連れてこられるまだハイハイも出来ない赤ちゃんが亡くなったりもしました。

彼らが少しでも自信をつけて、アクセサリー作りじゃなくても自分たちで助け合ってより良く生活していく方法を見つけてくれたら、と思っています。

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